労災保険とは何か

 

 労災保険とは、労働者災害補償保険法(労災保険法)に基づく制度で、業務上災害又は通勤災害の保障を行う制度だ。

 でも、労災保険の役割は業務災害の補償や通勤災害の補償を行うだけじゃない。

 このほかに被災労働者の社会復帰の促進、遺族の援護等も行っている。

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労災保険が適応される会社(事業者)

労働者を一人でも使用する事業者
*例外
→個人経営の農業、水産業で労働者数5人未満の場合。
→個人経営の林業で労働者を常時には雇っていない場合

労災保険の保険料

全額事業主負担

給付の対象

正社員のみならずパート、アルバイト等、使用されて賃金を支給される人

業務上災害又は通勤災害により負傷等をした場合

労災保険給付の種類

療養(補償)給付

療養の給付
業務災害又は通勤災害による傷病について、労災病院又は労災指定医療機関等で療養する場合

療養の費用の支給
業務災害又は通勤災害による傷病について、労災病院又は労災指定医療機関以外の医療機関等で療養する場合

休業(補償)給付

業務災害又は通勤災害による傷病に係る療養のため労働することができず、賃金を受けられない日が4日以上に及ぶ場合

障害(補償)給付

障害(補償)年金
業務災害又は通勤災害による傷病が治ったときに、障害等級第1級から第7級までに該当する障害が残った場合

障害(補償)一時金
業務災害又は通勤災害による傷病が治ったときに、障害等級第8級から第14級までに該当する障害が残った場合

遺族(補償)給付

遺族(補償)年金業務災害又は通勤災害により死亡した場合(法律上死亡とみなされる場合、死亡と推定される場合を含む。)

遺族(補償)一時金
1)遺族(補償)年金を受け取る遺族がいない場合

2)遺族(補償)年金の受給者が失権し、他に遺族(補償)年金を受けることができる遺族がない場合で、すでに支給された年金の合計額が給付基礎日額の1000日分に満たないとき

葬祭料(葬祭給付)

業務災害又は通勤災害により死亡した方の葬祭を行う場合

傷病(補償)年金

業務災害又は通勤災害による傷病が、1年6か月を経過した日、又は同日以後において治っておらず、傷病による障害の程度が傷病等級に該当する場合

介護(補償)給付

障害(補償)年金又は傷病(補償)年金の受給者で、介護を要する場合

二次健康診断等給付

事業主の行う健康診断等のうち直近のもの(一次健康診断)において、次のいずれにも該当する場合

検査を受けた労働者が、血圧測定、血中脂質検査、血糖検査、腹囲の検査又はBMI(肥満度)の測定の全ての検査において異常の所見があると診断されていること

脳血管疾患または心臓疾患の症状を有していないと認められること

労災保険は仕事が原因の怪我や病気に対する保険

 なんだかとっても難しく感じるが・・・。

 要するに、『仕事が原因と見られる怪我・病気に対する保険』ということ。

 怪我の場合は、原因が明らかなので、いいのだが、病気の場合、『原因が仕事と認定されるかどうか』って点で、裁判沙汰になることもある。

 企業の賠償責任なんかにもかかわってくるからなおさらもめる・・・。

 ちなみに労災による病院窓口の受診は、健康保険証は必要なし。無料で受診できる。

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