医療費の一部または全部が公費負担になる「特定疾患治療研究事業対象疾患」1

 

 医療費の一部または全額が公費負担となる病気に「特定疾患治療研究事業対象疾患」というものがある。

 今日はその特定疾患治療研究事業対象疾患についてのお話を。

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特定疾患治療研究事業対象疾患の医療費助成

・難病患者の医療費の助成制度。

・保険診療の自己負担分の一部を国と都道府県が公費負担として助成する。

・現在は、56疾患がこの制度の対象。

特定疾患治療研究事業対象疾患

「原因不明、治療方法未確立であり、かつ後遺症を残すおそれが少なくない疾病」として調査研究を進めている疾患のうち、診断基準が一応確立し、かつ難治度、重症度が高く患者数が比較的少ないため、公費負担の方法をとらないと原因の究明、治療方法の開発等に困難をきたすおそれのある疾患」

 具体的には、以下の56疾患を言う。

医療費の一部または全額が公費負担となる特定疾患治療研究事業対象疾患56疾患

1、ベーチェット病

2、多発性硬化症

3、重症筋無力症

4、全身性エリテマトーデス

5、スモン

6、再生不良性貧血

7、サルコイドーシス

8、筋萎縮性側索硬化症

9、強皮症/皮膚筋炎および多発性筋炎

10、特発性血小板減少性紫斑病

11、結節性動脈炎(結節性動脈炎、 顕微鏡的多発血管炎)

12、潰瘍性大腸炎、

13、大動脈炎症候群

14、ビュルガー病(バージャー病)

15、天疱瘡

16、脊髄小脳変性症

17、クローン病

18、難治性肝炎のうち劇症肝炎

19、悪性関節リウマチ (線維筋痛症を含まず)

20、パーキンソン病関連疾患( 進行性核上性麻痺、 大脳皮質基底核変性症、 パーキンソン病

21、アミロイドーシス

22、後靭帯骨化症

23、ハンチントン病

24、モヤモヤ病(ウィルス動脈輪閉鎖症)

25、ウェゲナー肉芽腫症

26、特発性拡張型(うっ血型)心筋症

27、多系統萎縮症(線条体黒質変性症、 オリーブ橋小脳萎縮症、 シャイ・ドレーガー症候群)

28、表皮水疱症(接合型及び栄養障害型)

29、膿疱性乾癬

30、広範脊柱管狭窄症

31、原発性胆汁性肝硬変

32、重症急性膵炎

33、特発性大腿骨頭壊死症

34、混合性結合組織病

35、原発性免疫不全症候群

36、特発性間質性肺炎

37、網膜色素変性症

38、プリオン病、 クロイツフェルト・ヤコブ病、 ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー病、
致死性家族性不眠症

39、原発性肺高血圧症

40、神経線維腫症I型/神経線維腫症II型

41、亜急性硬化性全脳炎

42、バット・キアリ(Budd-Chiari)症候群

43、特発性慢性肺血栓塞栓症(肺高血圧型)

44、ライソゾーム病、 ライソゾーム病(ファブリー病を除く)、 ライソゾーム病(ファブリー病)

45、副腎白質ジストロフィー

46、家族性高コレステロール血症 (ホモ接合型)

47、脊髄性筋萎縮症

48、球脊髄性筋萎縮症

49、慢性炎症性脱髄性多発神経炎

50、肥大型心筋症

51、拘束型心筋症

52、ミトコンドリア病

53、リンパ脈管筋腫症 (LAM)

54、重症多形滲出性紅斑 (急性期)

55、黄色靭帯骨化症

56、間脳下垂体機能障害、 PRL分泌異常症、 ゴナドトロピン分泌異常症、 ADH分泌異常症、
下垂体性TSH分泌異常症、 クッシング病、 先端巨大症、 下垂体機能低下症

 なんだか、聞いたことのある病気もあるし、まったく聞き覚えの無い病気もある。

 天疱瘡は皮膚の病気、後靭帯骨化症は首とか背骨の病気だ。

 おいらが知ってるくらいだから、そんなに数の少ない病気なわけじゃないとは思うんだけど。

 これも公費負担になる病気なのね。

 で、この特定疾患治療研究事業対象疾患の医療費助成手続きは、医療費公費負担受給の申請という。

 医療費公費負担受給の申請で「特定疾患医療受給者証」をもらって、医療機関にかかることが条件。

 「特定疾患医療受給者証」の有効期限は1年間だそうだ。

 というあたりで今日はおしまい。

 次はもうちょっと詳しい医療費助成・公費負担の手続きなどの内容を調べてみたい。

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